履歴書の学歴欄完全ガイド:正確な書き方と例文7選、よくある質問まで徹底解説
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目次
「履歴書の学歴欄の転校や転入の書き方がよくわからない…」
「新卒で履歴書を作成する場合の学歴欄に中学校は入れるべき??」
「まだ在学中だけどその場合はどのように学歴欄に記載すればいいの??」
このような疑問は履歴書を作成する際に誰しもが持つものです。
この記事では、様々な場合を想定した履歴書の学歴欄の書き方を例文と合わせて解説します。この記事をよく読んで、複雑な学歴を持っていても正しく学歴欄を記入して好印象を与えましょう!
履歴書の学歴の書き方
はじめに解説するものは、以下の基本的な学歴の書き方と多くの人が持つ疑問です。
- 基本的な書き方
- 学歴はどこからどこまで書く?
特に基本的な書き方については多くの人に当てはまると思います。注意すべき点についても解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
基本的な書き方
まず初めに紹介するのは、学歴欄の基本的な書き方です。
- 年の書き方
- 学校名
- 卒論や専攻・研究
これらは多くの人に当てはまることだと思います。特に学校名を学歴欄に記入する時に略称を用いていいのか、専攻やコース名まで書く必要はあるのか、については注意しましょう。比較的重要な情報となってくるため正確に描く必要があります。解説を読んで参考にしてみてください。
年の書き方
入学や卒業年度といった年の記入方法について解説します。年の書き方は西暦・和暦(平成・令和など)どちらでも可能です。最も重要なことは履歴書全体で西暦か和暦どちらかで書き方を統一することです。例えば、誕生日は和暦で記入しているにも関わらず学歴欄はすべて西暦で記入しているということは無いようにしましょう。
学校名
学歴欄に記入する学校名の書き方について解説します。学校名は、略さずに正式名称で記入しましょう。また、専攻・コース名などのより細かいものまで丁寧に記入しましょう。特に専攻・コース名は相手にどのようなものを学んできたかを伝える大きな要因になるため、省略せずにで記入しましょう。
卒論や専攻・研究
卒論や専攻・研究は記載するべきなのかについて解説します。基本的には専攻がない場合は記載する必要はありません。しかし、卒論や専攻・研究はより専門的な分野を学んだ証になります。もし専門的に学んだ分野が応募先の企業の業種・職種に関連する場合は選考の際の大きな強みになります。その場合は自己PR欄に記入して自分のアピールしましょう。
学歴はどこからどこまで書く?
学歴欄に記入する学歴は高校生や大学生、大学院生などによって異なります。高校生は中学卒業から高校在学中、大学生は高校卒業から大学在学中から記入しましょう。大学院卒の人は中学校卒業から記載すると長くなってしまうため「高等学校卒業」から記載するのが一般的です。
なお、大学院は修士と博士課程に分かれており、「卒業」ではなく「終了」を用いる点にも注意しましょう。また、現在在学している場合は「在学中」と記入しましょう。
学歴を書く際の注意点
学歴を書く際には、まず採用担当者が読みやすい丁寧な字で記入することが大前提です。また、PC入力で履歴書を作成した場合はフォントが崩れていないかを注意しましょう。
入学・卒業の学校名を記入するとき、学校名が同じでも「同上」や「〃」を使って正式名称を省略することはやめましょう。
浪人時代の予備校は学歴には入りません。誤って学歴欄に記入していないか注意しましょう。
当たり前のことですが、学歴詐称は絶対にやってはいけません。学歴詐称をしてしまうと内定取り消しや懲戒などの処分対象になる可能性があります。必ず正確な学歴を記入してください。
パターン別の学歴欄の書き方7選 例文つき
- 卒業予定や入学予定の記入例
- 転校や転入の記入例
- 浪人や留年の記入例
- 休学の記入例
- 最終学歴が大学院卒の記入例
- 学歴の間に職歴が入る記入例
- 大学や大学院で複数の学部や学科を履修した記入例
履歴書の学歴欄には正確にこれまでの経歴を書かなければなりません。転校や休学、編入学など様々な学歴を持っている方もいると思います。こちらでは、履歴書の学歴欄の書き方を記入例と合わせて解説します。履歴書に記入する際にぜひ参考にしてみてください。
卒業予定や入学予定の記入例
高校や大学の入学・卒業予定はこちらのように記入します。大学の入学予定の場合は、大学の正式名称・学部・学科を記入し、最後に「入学予定」と記入します。卒業予定の場合は「卒業予定」と記入します。
転校や転入の記入例
転校した場合は、上の例のように「転入学」と記入します。高校の場合は転入学ですが、大学の学部の変更や編入をした場合は「編入学」と記入します。編入学については後で解説します。
浪人や留年の記入例
浪人や留年をした場合は、学歴欄に特に記入する事項はありません。入学や卒業の年が正しく記入されていれば採用担当者が判断します。この際、年が正確であるかは必ず確認しましょう。
休学の記入例
休学の場合は上のように記入しましょう。休学にマイナスイメージを持たれないよう業務に支障がないことを強調しておくといいでしょう。この際も浪人や留年と同じように正確な年を記入しているかは確認しましょう。
最終学歴が大学院卒の記入例
大学院へ進学した場合は研究科や専攻まで記入し、修士課程か博士課程かをはっきりさせましょう。また、大学院の卒業は「修了」と記入します。誤って卒業と記入しないようにしましょう。
学歴の間に職歴が入る記入例
高校を卒業して就職した後に退職をして大学に入学をしたなどの学歴の間に職歴が入る場合は、学歴と職歴に分けて記入します。そして、学歴と職歴ごとに時系列順に記入します。こちらも年をみて採用担当者が判断するため、特筆することはありません。
大学や大学院で複数の学部や学科を履修した記入例
大学や大学院で複数の学部や学科を履修した場合は時系列順に学校名を記載し、編入した大学に「編入学」と記入します。この際、編入する前の大学は卒業していないため、記入する必要はありません。
学歴欄に関するよくある質問
学歴欄を記入する際によくある質問のなかから以下の2つの質問に答えます。
- 履歴書で和暦を略して表記してもいい?
- 中学校や高校の学歴は必ず書かなければならない?
特に、中学・高校の学歴の記入は大事になってきます。就活先の企業との問題を起こさず円滑に就職活動を進めるためにも、ぜひこの記事を参考にして見てください。
履歴書で和暦を略して表記してもいい?
履歴書で和暦を使う場合は、略称を使わずに正式名称を使用しましょう。昭和を「S」、平成を「H」、令和を「R」などの和暦の略称の使用はNGです。また、令和1年のような表現ではなく令和元年と記載しましょう。
和暦ではこのような間違いが起こるほか、和暦の変わり目が含まれると何年経過しているかを計算しにくいため、支障がなければ西暦で記入することをお勧めします。
中学校や高校の学歴は必ず書かなければならない?
指定が無ければ高校以上の学歴は必ず記入しましょう。高校以上から書かなかった場合、学歴詐称になる可能性があります。中学校は任意ですが新卒の場合は一般的には中学校卒業時から記入します。新卒で履歴書を作成する場合は中学卒業から記入しましょう。
まとめ
履歴書の学歴欄はその人の人生をまとめているといっても過言ではないため、慎重さが求められます。そのため名称などはしっかり正式名称を用い、文字の丁寧さはもちろん全体の統一性も必要とされます。
また、転校や休学などの複雑な状況が含まれていたとしても、本記事の例文に沿って記入することで相手に正確に伝えることができます。特に休学についてはどのような理由で休学をしたのかについての記入を忘れないようにしましょう。
このように、履歴書の学歴の書き方には様々な学歴に対するマナーが存在します。今回の記事で一通り紹介しているので、履歴書の学歴を書く時にはぜひ参考にしてみてください。