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【手順付き】職務経歴書を簡単に書く方法を紹介!書くことがない方の対策方法も紹介

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初めての転職活動を行う場合、どのように職務経歴書を書けばいいのか悩む方、そもそも書くことがないと困っている方も多いと思います。

この記事では、簡単に職務経歴書を作成できるよう事前準備から作成手順までを解説します。
また、書く事がないと悩んでいる方には、対策方法と例文についても紹介いたします。

この記事を読めば、職務経歴書を簡単に作成出来る方法、作成例文、提出時のポイント、人事が見ているポイントも理解できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

職務経歴書とは?

職務経歴書は、主に転職活動で提出する文書の一つで、自身の過去の仕事経験や職務内容を詳細に記述する書類です。

人事は、職務経歴書を通じて、あなたがどのようなスキルを持ち、どのような業務に従事してきたか、そしてどのような経験及び成果を上げてきたかを確認し企業とマッチするかを確認します。

職務経歴書に記載する内容としては、住所などの個人情報から、職務の経歴、業務内容、資格及びスキル、自己PRが含まれます。

職務経歴書は時系列で会社に在籍していたことを紹介するのと併せて、業務内容を具体的に書く必要があり、各職務で何を達成したか、どのようなプロジェクトを手掛けたか、どのようなスキルや知識を得たかを書く必要があります。

履歴書と同様に職務経歴書も、具体的かつ詳細に記述することが重要です。

簡単に作成出来る!職務経歴書の書き方を紹介 

ここからは、職務経歴書の書き方についてステップ毎に紹介いたします。

初めて書くという方も作成出来るように4つのステップに分けて紹介します。

キャリアを棚卸しラフ案を作成する

作成ステップ1つ目は、「キャリアを棚卸しラフ案を作成する」になります。

職務経歴書を作成する際はまず、すぐに着手するのではなく自身のキャリアを棚卸ししましょう。

このステップのコツとしては、キャリアを時系列に洗い出しながら並行して、なぜこの企業に就職したのか、前職ではどのような事にやりがいを感じていたのか、自己分析分を行いながら進めることです。

下記を例に、まずは箇条書きでよいので、経験してきた職務、スキル、知識、そして達成した成果を全て洗い出しましょう。

職業例:Webマーケター
・在籍企業:株式会社XYZ (2018年4月〜現在)"

・経験してきた職業:Webマーケティング部門に所属し、SEO/SEM戦略の企画・実行を担当
、企業ウェブサイトのコンテンツ作成と更新を実施。SNS、メールマーケティングを通じたユーザーエンゲージメントの強化

・スキル:SEOとSEMの専門知識と実務経験、Google Analytics, Google Ads, Facebook Ads等の広告プラットフォーム操作スキル、HTML/CSSの基本的な知識

・達成した成果、SEO戦略の実施により、ウェブサイトの自然検索からの訪問者数を前年比50%増加させた、メールマーケティングの改善により、CTR(クリックスルーレート)を20%向上させた、SNSキャンペーンの企画と実施により、フォロワー数を3ヶ月間で30%増やすと共に、エンゲージメント率を15%向上させた

応募企業の志望理由を整理する

作成ステップ2つ目は、「応募企業の志望理由を整理する」になります。

職務経歴書を作成するにあたって忘れてはいけないのは、提出する書類全てがアピール材料になることです。

逆に捉えると提出する書類、見た目の印象全てが選考の要素になるので、職務経歴書をなぜ提出するのかを理解する必要があります。

職務経歴書はあなたがやってきたことをベースに企業が求めている人材かを見極めるための書類になります。

求めている人材かどうかを確認しているポイントとして、スキルや経験でだけでなく、どのような価値観で働いてきたのか、入社後周りとフィットできそうかを見ています。

よって、時系列で淡々と職務経歴について語るのではなく、志望企業が求めているようなスキルや資格、経験を優先的に盛り込むようにし、最後の着地として「〜なので弊社を応募しました」という理由に持っていけるようにストーリーを作成しましょう。

以下にストーリー例文を紹介します。

・広告代理店A社では、運用型広告を中心にクライアントの集客を代理として担当しておりました。

・B社では、SEOを中心にクライアントの集客担当をしておりました。

回答:代理店としてWebマーケティングに従事する中で、一定の成果を残してきました。

次は御社のような急成長中のチャレンジングな事業会社でよりプロダクト/ユーザー視点にたった集客を行い、利益創出最大化のために挑戦したいと思い応募しました。

志望企業とキャリアの接点を明らかにする

作成ステップ3つ目は、「志望企業とキャリアの接点を明らかにする」になります。

面接では、職務経歴書を通して自分がその企業で果たすべき役割や業務に適合していることを示すことが重要となってきます。

そのため、職務経歴書を通じて自分の過去の経験やスキルが、企業が求める職務を遂行するのに必要なものと一致しているかを求人内容や企業の社内インタビューを確認して明らかにしましょう。

また、社内インタビューなどをいくつか事前に確認することで、企業側にも事前リサーチが怠っていない印象を与える事ができるので、求人内容のスキルと社内文化を確認した上で自分がどこの点で接点があるかを明らかにすることが重要です。

ストーリーを作成する

作成ステップ4つ目は、「ストーリーを作成する」になります。

職務経歴を時系列に沿って洗い出し、志望理由と接点を整理したら最後は起承転結に沿ってストーリーを作成しましょう。

下記にストーリーの作成例を紹介します。

起 : 職務経歴書にもある通り、私は現在、IT企業でWebマーケティングの職務を担当しており、SEO/SEM戦略の企画から実行、データ分析に至るまで幅広い経験を積んできました。

承 :貴社の強力なブランドとイノベーティブなマーケティング戦略に深く感銘を受け、自分の経験とスキルを貴社の成長に貢献したいと思い応募を決意しました。

転 :私のSEO/SEMの専門知識とデータ分析のスキルは、貴社のWebマーケティングチームの強化に寄与できると信じておりまして、製品のオンライン可視性を高め、顧客エンゲージメントを促進する新しい戦略の提案と実行に積極的に取り組みたいと考えています。

結 :貴社で働くことにより、私は自己のスキルを最大限に活かすとともに、貴社のマーケティング成果の更なる向上に寄与できると確信しています。私のキャリアと貴社の目指す方向が一致していると感じており、一緒に働けるチャンスを掴みたいと思い応募させていただきました。

簡単!職務経歴書の各項目の書き方を紹介

ここでは、職務経歴書の各項目の書き方について紹介します。

職務要約

こちらは、自分が過去にどのような職務を経験してきたのかを要約した部分です。職務の性質、関わったプロジェクト、達成した成果、獲得したスキルなどを明確に表現し、それがどのように今回応募する職務と関連しているかを示すように書きましょう。

職務経歴

これは、過去の職務についてより具体的な情報を提供する部分です。職務の期間、具体的な職務内容、取り組んだプロジェクト、達成した成果などを項目別に時系列で列挙します。ポイントとしては、可能な限り具体的な数値やデータを用いて成果を示すことが大切です。

工夫・PR ポイント

この部分では、自分が取り組みの中でどのような工夫を行い、どのような成功を収めたのかを説明します。ポイントとしては自分ならでは自己の課題解決能力、創造性、能力をアピールする良い機会です。

資格・スキル

ここでは、あなたが持っている専門的な資格やスキルを列挙します。特定の業界資格、言語能力、技術スキル、プロジェクト管理能力など、今回応募する職務に有利な資格やスキルを優先的に記載しましょう。

自己PR

自己PRは、あなた自身の人間性、価値観、目指すキャリアなど、あなたをより深く理解するための部分です。自分の強み、短期および長期的なキャリア目標、自分が適任である理由などを明確に述べてアピールする事が大事です。

職務経歴書に書く事が分からない/ない方の作成手順

ここまで、職務経歴書の作成手順や各項目の書き方について解説してきました。

ただ、早急に辞めてしまった人やブランクがある人の場合、職務経歴書に書く事がなく困っているという方も多いのではないでしょうか。

そんな職務経歴書に書く事が思いつかない方向けに簡単に作成出来る手順についてポイント2つを紹介します。

経験を分解し武器にする

1つ目は「経験を分解し武器にする」です。

自分がこれまでに経験したこと、学んだこと、達成したことを大小問わず何でも良いので一旦すべて列挙します。

この中には、仕事に限らず、アルバイトやインターンシップ、ボランティア活動、趣味や個人的なプロジェクトなど、様々なものを含んで構いません。

次に、これらの経験を「分解」します。

分解する方法としては、それぞれの経験から得た具体的なスキルや知識、個々の業務や活動で達成した具体的な成果を抽出します。

この抽出した部分があなたの武器になります。そして、その抽出した部分がどのように今回応募する職務と関連するのか、または応募する企業に価値を提供するためにどのように活用できるのかを明確に説明するよう整理していきます。

欠点を武器にする

2つ目は「欠点を武器にする」です。

ここまで学んだことや経験したことをピックアップして武器としてアピールする方法を解説しましたが、すぐに思いつかない方もいるかと思います。

そんな方は自分の失敗や欠点を武器にするように思考を転換させてみましょう。

前提として、自己の欠点や失敗を受け入れることは、自己理解出来ている状態であり、それを上手く表現することで企業に対して誠実さと自己改善への意欲を示すきっかけにもなります。

先ほどと同様に自分の欠点や失敗を明確にするために過去を振り返って洗い出しましょう。

次に、これらの欠点や失敗をどのように「武器」に変えるかを考えます。コツとしては欠点自体を直接的な武器に変えるのではなく、それを認識し、克服または改善するための姿勢やや努力がアピールできる武器となります。

例えば、ある特定のスキルが不足している場合、そのスキルを学ぶためにどのような措置を取ったのかを書きます。この書き方によって、学習能力、問題解決スキル、自己啓発への意欲などをアピールすることができます。

そして最終的に、この欠点の認識と克服の姿勢が、自分がどのように成長し、挑戦する意欲がある人物であるかを示すためにストーリーとして組み込み説明できるようにしましょう。

職務経歴書を通じて人事が見ているポイント

ここからは、職務経歴書を通じて人事が見ているポイントについて解説します。

前提として、職務経歴書に限らず、履歴書など提出するもの、服装、志望動機含む言動全てを人事はチェックしていると認識することが重要です。

その上で職務経歴書を通じて人事が見ているポイントとしては大きく3つあります。

職務経歴の一貫性

人事が見ているポイント1つ目は「職務経歴の一貫性」です。

職務経歴が自分のビジョンに沿って一貫性を持っているか積んできているか、又は新しい分野への転職の際、その行動を論理的に説明出来ているかも見ています。

ただ職務経歴に一貫性が無い方もいらっしゃると思います。

そういった経験が断続的であったり、一見関連性のない仕事を行っていた場合でも、その経験が自分のキャリアゴールにどのように貢献したのかを明確にしてから面接に臨むことが大切です。

実績と成果

人事が見ているポイント2つ目は「実績と成果」です。

次に経験した職務の中で達成した具体的な成果や貢献を確認します。

必ず見ているポイントなので具体的な数字で示す事が説得力が増し合格率は上がります。(例:”売上を20%増加させた”など)。

この項目を見てあなたのスキルやカルチャーフィットを精査します。

自己理解

人事が見ているポイント3つ目は「自己理解」です。

自分自身を客観視して、どこまで理解しているのかを面接官は見ています。

自分の弱みをどのように受け止めているのか、その弱みをどのように改善しようとしているのか、自分自身の強み弱みを客観視しながら改善に繋げ続けられるビジネスマンが求められるため、面接前に自己分析を行って答えられるようにしておきましょう。

職務経歴書の提出時のポイント

ここまで職務経歴書を通じて意識すべきことについて解説してきました。

ここでは、作成した職務経歴書を提出する際のポイントについて2つに分けて紹介していきます。

作成時のポイント

作成時のポイントしては、「第一印象として良く見えるか確認する」です。

見やすいレイアウトで、簡潔に且つ読み応えのある枚数としてA4サイズの書類1-2枚でまとめるようにしましょう。 

印刷時のポイント

印刷時のポイントとして両面印刷や白黒印刷は避けるようにしましょう。

また印刷を行う際は予備で何枚か印刷しておき、緊急時にも慌てないように準備をしておくことが大切です。

職務経歴書を作成する際によくある質問

最後に職務経歴書を作成する際によくある質問を3つ紹介していきます。

経歴が浅い、あるいはブランクがある場合、どのように書けばいいですか?

経歴が浅い場合や、ブランクがある場合でも、その間に学んだスキルや経験を強調してください。例えば、フリーランスやボランティア活動、研修や教育、自己学習などを取り入れることもできます。

過去の失敗経験は書くべきですか?

失敗経験自体を強調する必要はありませんが、それから何を学んだか、どのように改善したかを書くことは有益です。その経験があなたの成長や学びに繋がったことを示すことができれば、それは強みとなり得ます。

どのようなフォントを使用すべきですか?

フォントは読みやすさに直接影響します。一般的には、プロフェッショナルで伝統的なフォント(例:Times New Roman、Arial)を使用することが推奨されます。また、文字の大きさは10ptから12ptが適切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、職務経歴書の書き方や人事が見ているポイントについて解説してきました。

面接を通じて最も重要なことはあなたの熱意を伝えることです。

職務経歴書を通じて熱意が伝わるように今回紹介したポイントを踏まえて作成していきましょう。