履歴書と職務経歴書は一体型じゃなくていい!それぞれの違い、書き方を紹介
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目次
- 履歴書と職務経歴書が一体型じゃなくていい理由
- 履歴書と職務経歴書の役割の違い
- 1. 履歴書
- 2. 職務経歴書
- 履歴書と職務経歴書の項目を比較
- 1. 履歴書
- 2. 職務経歴書
- 履歴書と職務経歴書を書く際のポイント
- 1. 内容が乖離しないようにする
- 2. 誤字脱字がないようにする
- 3. スマホを使って書く
- 4. 正しい内容を記述する
- 5. 見やすさを意識する
- 履歴書や職務経歴書で使える文章テンプレート一覧
- 1. 職務要約
- 2. 職務経歴
- 3. 自己PR
- 履歴書と職務経歴書を書く際のQ&A
- 1. 履歴書と職務経歴書は必ず両方作成すべきなの?
- 2. 履歴書と職務経歴書を一体化すると採用で落ちるの?
- 3. 履歴書と職務経歴書のどっちが重要なの?
- 4. 履歴書と職務経歴書は手書きの方がいいの?
- 5. 履歴書と職務経歴書の内容が重複する時はどうすればいいの?
- まとめ:履歴書と職務経歴書は一体型である必要はない!別々に作って提出しましょう
「履歴書と職務経歴書は一体型の方が良いのかな」
「それぞれどうやって書き分けるのか知りたい」
このように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
履歴書と職務経歴書は一体型がありますが、企業の指定がない限り、分けて作成するのが一般的です。
しかし作成に慣れていない場合、それぞれに何を書けばよいか迷う場合もあるでしょう。
今回の記事では履歴書と職務経歴書の書き方を知りたい人向けに、以下の情報を提供します。
- 履歴書と職務経歴書の役割の違い
- 履歴書と職務経歴書を書く際のポイント
- 履歴書や職務経歴書で使える文章テンプレート一覧
履歴書と職務経歴書を、少しでも丁寧に作りたいと考えているのであれば、必見の内容です。
履歴書と職務経歴書が一体型じゃなくていい理由
「履歴書と職務経歴書は、一体型の方がいいの?」と考えている人もいるでしょう。
それぞれ別で企業に送ることが定番とされているため、一体型でなくても問題ありません。
むしろ一体型を推奨されることは少ないため、基本的には別々に送るものだと考えてください。
履歴書と職務経歴書で内容にズレがないか確認して、準備するように心がけましょう。
履歴書と職務経歴書の役割の違い
履歴書は、住所や連絡先などの個人情報、職務経歴書は業務に活かせるスキルを伝えるものであるため役割が異なります。
書類選考を通過して面接に進むためには、役割の違いを理解しておくことが必要です。
ここからは、それぞれの違いを具体的に見ていきましょう。
1. 履歴書
履歴書は、応募者の氏名や年齢などのプロフィールを確認するための書類です。
採用担当者は履歴書を通して、人物像を確認します。
また、これまでの職業や業務だけではなく、志望動機を伝える役割もあるのが特徴です。
規定のフォーマットに沿って、正確な情報を書くようにしましょう。
2. 職務経歴書
職務経歴書はこれまで経験した職種や業務、実績を詳しく説明するための書類です。
会社の基本情報や、担当部署などを書くようにしましょう。
募集要項にマッチしていることをアピールできるため、履歴書と同様に転職活動には欠かせません。
業務内容を記載する際は「〜を経験して〇〇ができる」と具体的なエピソードを書き、イメージしやすい内容にしましょう。
履歴書と職務経歴書の項目を比較
履歴書と職務経歴書の項目を、比較してみましょう。
【履歴書】
- 写真
- 現住所電話番号・メールアドレス
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機
- 自己PR
- 通勤時間
- 本人希望
【職務経歴書】
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせるスキルや経験
- 免許・資格
- 自己PR
履歴書の方が項目が多くなっていますが、職務経歴書の方が書く量が多いので注意が必要です。
ここからは、履歴書と職務経歴書の詳細について具体的に見ていきましょう。
1. 履歴書
履歴書に記載する項目は、以下の表の通りです。
【学歴・職歴】
- 学歴と職歴は別で記載
- 元号と西暦は統一
- 学歴は高校から書く
【免許・資格】
- 免許と資格は取得順
- 資格名は略さずに正式名称
- 経歴詐称はNG
【志望動機】
- 300字程度を目安に記載
- 結論ファーストな書き方を意識
とくに志望動機は、選考結果に直結するほど重要な項目です。
なぜ応募企業に入りたいのかを、具体的に記載しましょう。
2. 職務経歴書
職務経歴書に記載する項目は、以下の表の通りです。
【職務要約】
- 100~200字程度が目安
- すべての職歴を要約
- 読みたいと思わせるように記載
【職務経歴】
- 従業員数や業務内容などを詳しく記載
- 業務で心がけたポイント
- 退職理由は前向きな書き方
【仕事の成果】
- 数字で表せるものは忘れずに表記
- マイナスからプラスになった経験
- 高く評価されたこと
【培ったスキル】
- 職場で培ったスキル
- 自主的に学んだ資格
- スキルが多い場合は実務に関係ないものを省略
【自己PR】
- 仕事に取り組む姿勢や意欲
- やりたい仕事に感じた魅力
- 自分のスキルが活かせると思ったポイント
自己PRに仕事に対する意欲を書くことで、採用担当者に熱意が伝わりやすくなります。
とくに重要度が高い部分なので、丁寧に書きましょう。
履歴書と職務経歴書を書く際のポイント
履歴書と職務経歴書を書く際のポイントとして、以下の5つがあります。
- 1. 内容が乖離しないようにする
- 2. 誤字脱字がないようにする
- 3. スマホを使って書く
- 4. 正しい内容を記述する
- 5. 見やすさを意識する
すべてのポイントを押さえたうえで作成しましょう。
1. 内容が乖離しないようにする
履歴書と職務経歴書の内容が乖離していると、矛盾が生じてしまうので注意が必要です。
たとえば、志望動機では「チームで協力できる環境で働きたい」と書き、職務経歴書では「1人で作業したい」と書かれているとします。
自分がやりたいことと得意なことが矛盾しているため、採用担当者から一貫性がないという印象を持たれてしまうでしょう。
それぞれの内容がズレていないか、提出する前に確認してみてください。
2. 誤字脱字がないようにする
履歴書と職務経歴書を作成するときは、誤字脱字がないようにしましょう。
修正せずに提出してしまうと、採用担当者から「仕事でも同じようなミスをしそう」と思われてしまいます。
誤字脱字を防ぐためには目視だけではなく、実際に声に出して読んでみましょう。
また家族や友人に確認してもらうことで、自分では気づけなかった間違いが見つかることもあります。
3. スマホを使って書く
手書きやパソコンだけではなく、スマホを使って書くと効率的です。
最近のスマホアプリはテンプレートが内蔵されているため、スムーズに作成できます。
PCや手書きで書くよりも、履歴書や職務経歴書を圧倒的に早く書き終えることが可能です。
無料作成サイトanataであれば、質問に従って進めるだけで5~10分で履歴書や職務経歴書を書き終えられます。
アプリのダウンロードなしで使えるので、以下のリンクからサイトにアクセスしてみましょう。
4. 正しい内容を記述する
正しい内容が記述されていないと最悪の場合、内定取り消しになる場合があります。
内定取り消しになると転職活動に費やした時間が無駄になってしまうので、注意が必要です。
学歴を偽ったり前職の役職をごまかしたりしてしまうと、経歴詐称に問われるケースもあります。
相手に悪印象を与えないために、正しい内容を書くようにしましょう。
5. 見やすさを意識する
履歴書と職務経歴書を作成する際は、見やすさを意識することが重要です。
採用担当者は忙しい業務の中、多くの応募書類を見ているため早く内容を理解したいと感じています。
とくにストレスを与えてしまうのが「1文が長い」「主語と述語がねじれて読みづらい」といった文章です。
提出する前に、上記のパターンに当てはまっていないか確認してから送付しましょう。
履歴書や職務経歴書で使える文章テンプレート一覧
履歴書や職務経歴書で使える文章テンプレート一覧を紹介します。
- 1. 職務要約
- 2. 職務経歴
- 3. 自己PR
テンプレートを参考にして、自分の熱意が伝わるような履歴書や職務経歴書を作成しましょう。
1. 職務要約
職務要約は、どのような業務を経験してきたかを簡潔に伝えるもので、詳細な説明は面接時に行いましょう。
書く際は以下のテンプレートを参考にしてみてください。
「株式会社〇〇の総務部において5年間、一般事務に従事しておりました。
必要書類の作成や、研修会の運営サポートなど、幅広く事務を経験しております。
また、Excelのデータ集計に必要なマクロを組み込み、業務効率化を図っておりました。
貴社においても、積極的に業務改善に取り組んでいきたいと思っております。」
担当の業務範囲と経験期間を簡潔に伝えて、使用可能なツールなどを具体的に書きましょう。
2. 職務経歴
職務経歴では、自分の強みをどのように伝えるのかをしっかりと考えて、矛盾が生じないようにすることが重要です。
以下の文例を参考にしてみてください。
「〇〇株式会社〇〇支店
営業担当として、自社製品の提案・販売
販売商品
ITサービス・システム
販売先
日本のみならずアジア諸国も含めた製造・流通業や情報通信業
担当業務
情報システムの企画・提案
実績
20〇〇~ 6か月連続目標達成
年間MVP獲得」
数字で具体的に示すことで何ができるか正しく伝えられるため、積極的に入れましょう。
3. 自己PR
自己PRではどのようなことを意識して仕事に取り組んできたか、伝えられるようにしましょう。
とくに3つのポイントを意識して作成することが重要です。
- これまでの実績や強み
- 実績をどのように活かして仕事に取り組みたいか
- 知識や経験を活かして貢献できること
以下の文例を参考にしてみてください。
「入出金管理業務に携わり、キャッシュフロー管理で昨年は5%の経費削減に寄与しました。
知識拡充のため簿記資格の取得やスキルアップをしてきました。
入出金やキャッシュフロー管理や、グループ会社の経理業務までを行うという貴社の職務は、これまでの経験を活かし即戦力として貢献していけると思います。
〇〇の領域に関しても習得し、業務を担当できるよう努めてまいります。」
前職での実績や経験について、応募企業の求める人材と照らし合わせながらアピールするとよいでしょう。
履歴書と職務経歴書を書く際のQ&A
履歴書と職務経歴書を書き始める方に向けて、質問内容を以下のようにまとめました。
- 1. 履歴書と職務経歴書は必ず両方作成すべきなの?
- 2. 履歴書と職務経歴書を一体化すると採用で落ちるの?
- 3. 履歴書と職務経歴書のどっちが重要なの?
スムーズに書き進めるために、事前確認をして疑問を解消しておきましょう。
1. 履歴書と職務経歴書は必ず両方作成すべきなの?
転職活動を進めるのであれば、必ず履歴書と職務経歴書の両方を作成しましょう。
履歴書は個人の人物像がわかる書類になるため、事前準備が必要です。
職務経歴書は、企業が求める職務経験やスキルを持っているかの判断材料になります。
どちらか片方だけではなく、両方必要になるパターンが多いので早めに準備しておきましょう。
2. 履歴書と職務経歴書を一体化すると採用で落ちるの?
自己判断で一体化してしまうと採用で落ちる可能性が高くなります。
企業から履歴書と職務経歴書の提出を求められた場合は、両方提出しましょう。
とくに指定されていない場合は、PDF形式やURLの提出で問題ありません。
ただし、手書きを指定される場合もあるので、その場合は相手の意向に従いましょう。
3. 履歴書と職務経歴書のどっちが重要なの?
履歴書と職務経歴書は、それぞれの目的が異なるためどちらも重要です。
採用担当者は選考する際に、履歴書と職務経歴書の両方の内容から判断します。
また、書類選考だけではなく、面接でも使われることがあります。
内定を得るためには、どちらも読みやすいように丁寧に作成しましょう。
4. 履歴書と職務経歴書は手書きの方がいいの?
一部の職種で、手書きの履歴書と職務経歴書の提出を求められる場合があります。
手書きの場合は、字を上手くしようとするのではなく丁寧に書くことを意識しましょう。
ただし手書きで指定されていない場合は、パソコンやスマホで問題ありません。
レイアウトを整えやすく、文字量が多くなっても読みやすくなります。
応募する企業により体裁が異なるため、指定通りに作成しましょう。
5. 履歴書と職務経歴書の内容が重複する時はどうすればいいの?
履歴書と職務経歴書の内容が重複する時は、書き分けることを意識しましょう。
たとえば、履歴書には会社名と入退社日、職務経歴書には所属部署や業務内容など具体的に書きます。
しかし、自己PRと志望動機は、内容に齟齬がないかを確認することが大切です。
採用担当者が混乱しないような内容を記載しましょう。
まとめ:履歴書と職務経歴書は一体型である必要はない!別々に作って提出しましょう
履歴書と職務経歴書は一体型ではなく、別々に作成して提出しましょう。
指定されていないのに一体型で作成してしまうと、相手にストレスを与えてしまいます。
履歴書と職務経歴書は、役割と記載内容が異なるため、丁寧な作成と確認が必要です。
書類作成に時間が割けない場合は、スマホで作成しても問題ありません。
無料作成サイトanataを活用すれば、パソコンがなくても気軽に履歴書と職務経歴書が作成できます。
指示に従いながら手順を進めることで、5~10分での作成が可能です。
アプリのダウンロードが不要なため、以下のリンクからアクセスして書き始めてみましょう。