履歴書の書き方について徹底解説。履歴書の11個の基本項目から注意点。
- 転職ノウハウ

オンライン履歴書・職務経歴書作成ツール

スマホで簡単!就活・転職専用の履歴書・職務経歴書作成サービス!
作成後は応募企業へURLを送るだけ!そのまま企業へ提出できるクオリティ!
目次
履歴書を作成しようと考えている方の中には、
「履歴書の書き方について知りたい?」
「効果的な履歴書の書き方について知りたい」
という悩みをお持ちの方もいるでしょう。そんなあなたのために、この記事では履歴書の書き方を徹底解説します。基本項目の詳細な書き方から、自己PRの作成ステップ、さらには提出時の注意点まで、あなたが完璧な履歴書を作成するための全てをカバーしています。本記事をよく理解し、あなたの経験とスキルを最大限に活かす履歴書を作り上げましょう。
履歴書の11個の基本項目の書き方
本章では、以下のリストにある履歴書の11個の基本項目の書き方を詳しく解説します。各項目の書き方のポイントから、注意すべき事項まで、履歴書作成の際に必要な知識を網羅的に提供します。
- 日付
- 氏名
- 生年月日・年齢
- 住所
- 連絡先
- 写真
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機
- 自己PR
- 本人希望欄
1.日付
日付欄には、履歴書を書いた日付ではなく、提出する日付を記入します。持参する場合は面接日、郵送する場合には投函日、メールであれば送付日を記入しましょう。また、日付の表記は学歴欄など履歴書内の他の項目の年号と統一することが重要です。一貫性が保たれ、理解しやすい履歴書になるでしょう。
2.氏名
氏名欄には、見やすさを重視し、大きな字で書くことが望ましいです。また、名字と名前の間にはスペースを空けて記入しましょう。さらに、ふりがなが、「ふりがな」のように平仮名で指定されている場合はひらがなで、「フリガナ」とカタカナが指定されている場合はカタカナで記入します。このような細部への配慮が、履歴書の質を高めるでしょう。
3.生年月日・年齢
生年月日・年齢欄には、履歴書の日付と同じように和暦か西暦かを選び、その表記を書類全体で統一しましょう。履歴書を作成する際には、和暦と西暦のどちらを使用するか、事前に決めておくことが重要です。また、「満◯歳」という項目がある場合、履歴書の日付欄に準じた年齢を記入する点にも注意が必要です。
4.住所
住所欄の記入は都道府県から始め、番地やマンション名も省略せずに全て記入します。具体的には、東京都庁であれば「東京都新宿区西新宿2丁目8番1号」のように、「丁目、番、号」を用いて詳細に書きましょう。
5.連絡先
連絡先欄には繋がりやすい携帯電話の番号を記載します。ハイフンの使用などの形式は、各応募企業先の指定に従いましょう。また、電話番号の欄が2つある場合は、固定電話と携帯電話の番号を併記しましょう。さらに、メールアドレスを記入する際には、携帯電話のアドレスではなく、パソコンのアドレスを用い、「yourname@example.com」のように記入しましょう。
6.写真
写真欄に貼る証明写真は、3ヶ月〜半年以内に撮影したものを使用するのが一般的です。また、写真のサイズは一般的に4×3cmとされています。さらに、写真がはがれたときのために、裏面に「氏名+撮影日」を記入しましょう。例えば、「山田太郎 2023年7月21日」のように記入しましょう。
7.学歴・職歴
学歴・職歴欄には、他の日付同様に元号または西暦の表記を履歴書全体で統一します。また、学歴は中学校卒業から記入し、学校名は省略せずに正式名称で書きます。例えば、「平成30年3月 東京都立新宿高等学校 卒業」のように記入します。また、卒業見込みの場合も明記します。職歴については、アルバイトは含まれないため、一般的な大学生(正社員での就職経験がない)の場合は「なし」と記入しましょう。
8.免許・資格
免許・資格欄には、免許・資格名を正式名称で記載しましょう。例えば、「普通自動車運転免許」や「TOEIC 800点」のように具体的に書きます。記載順に決まったルールはありませんが、一般的には先に運転免許を書き、次に業種に関連するその他の免許・資格を取得順に書くと見やすくなります。
9.志望動機
志望動機は自身の経験や応募先の特徴と結びつけ、なぜ志望するのかという理由を書くことで、説得力を持たせることができます。例えば、「自身のマーケティング経験を活かし、貴社のグローバル展開事業を支えたい」などと具体的に書くと良いでしょう。詳しい書き方については、後ほどの章で解説します。
10.自己PR
自己PRは、あなたの個性や強みをアピールする重要な項目です。このセクションでは、以下リストにある具体的な自己PRの書き方を詳しく解説します。
- 趣味・特技
- 長所・特技
- ゼミナールの研究・得意な学科
- 学業以外の取り組み
10-1.趣味・特技
趣味や特技にどう打ち込んできたか、具体的なエピソードを加えることで、より強く自己PRを行うことが可能です。例えば、「週末は山登りをしており、困難な状況でも最後まで諦めずに目標を達成する力を身につけました」などと書くのが良いでしょう。また、応募先企業に関連した趣味や特技であれば、担当者の興味を引く可能性も高まるでしょう。
10-2.長所・特技
長所・特技では仕事に活かせる特技をアピールすることで、自身の価値を明確に示すことができるでしょう。例えば、「コミュニケーション能力が高く、チーム内での調整役を得意としています」などが考えられます。また、自身の第一印象を覆すような意外性や多面性をアピールすることで、採用担当者の興味を引くことができるでしょう。
10-3.ゼミナールの研究・得意な学科
この欄では、研究テーマを選んだ理由やその成果を書くことで、あなたの学びや成長を示すことができます。例えば、「マーケティングのゼミナールで消費者行動の研究を行い、データ分析の重要性を学びました」などが考えられます。また、得意な学科を書く場合は、その学科が得意になった経緯や好きな理由、その学科のスキルを何に活かしたいかを書くとより良いでしょう。
10-4.学業以外の取り組み
学業以外の取り組みでは、あなたの多面性や経験を採用担当者に伝えられます。部活、サークル、アルバイト、ボランティア活動など、学業以外での活動を書きます。例えば、「サッカー部での活動を通じて、チームワークの重要性とリーダーシップを学びました」など書くのが良いでしょう。また、どのような努力をしたか、どのように苦労を乗り越えたか、何を学んだかを具体的に書くことで、あなたの成長や学びを示しましょう。
11.本人希望欄
「本人希望欄」の記入は、あなたの希望を採用担当者に伝えるための欄です。履歴書に「本人希望記入欄」がある場合、強い希望がない場合には「貴社規定に従います。」と書くのが一般的です。これは、企業の規定や方針を尊重する意思を示すためです。
履歴書と職務経歴書との違い
「履歴書」と「職務経歴書」は、それぞれ異なる目的と形式を持つ書類です。履歴書は基本的に記載すべき内容が定型化されており、個人の基本情報や学歴、資格などを一覧的に示すのが一般的です。一方、職務経歴書は一般的とされる雛形はあるものの、履歴書ほど決められた形式がありません。職務経歴書では、具体的な職務内容や成果、スキルを詳細に記述します。見出しを作ったり、分かりやすく箇条書きを使ったりするなど、情報を整理しやすい形にまとめることが求められます。例えば、「プロジェクトマネージメント経験」の見出しの下に、具体的なプロジェクトの内容や達成した成果を箇条書きで記述すると良いでしょう。
自己PRの作成の3つのステップ
自己PRは、あなたの個性や強みをアピールする重要な項目です。このセクションでは、自己PRの作成について、以下に示すような具体的な書き方を詳しく解説します。
- 志望会社の仕事内容を詳しく調べる
- 自分の経験や実績とできることを関連させる
- 志望先に合うエピソードで執筆する
1.志望会社の仕事内容を詳しく調べる
調査することは、どのようにその企業に貢献できるかを具体的に示すための重要な準備作業です。求人情報や企業のホームページはもちろん、SNSやニュースリリースなども活用しましょう。また、店舗やオフィスが公開されている場合は、実際に足を運んで雰囲気を感じることも有効です。例えば、アパレルブランドに応募する場合、店舗での商品展示やスタッフの接客態度などから、企業の価値観や求める人材像を推測することができます。このような情報を基に、あなたのスキルや経験がどのように企業に貢献できるかを考えましょう。
2.自分の経験や実績とできることを関連させる
経験や実績について書くことで、あなたが何を成し遂げてきたか、そしてそれがどのように応募先の企業に貢献できるかを明示できます。
まず、これまで経験した仕事内容を具体的に書きます。例えば、「営業職として、新規顧客獲得に努め、クライアント数を20%増加させました」のように書くと良いでしょう。
次に、具体的な実績や成果を記述し、その成果につながった自分なりの強みや心がけた事、そして成果を通じて学んだ事を書きます。
最後には、それが応募先の会社でどのように活かせるかを考え、それを明示的に書き、あなたがその企業にとって価値ある人材であることを示しましょう。
3.志望先に合うエピソードで執筆する
本ステップは、あなたが応募先の企業にとって最適な候補者であることを示すための重要な手段です。
まず、会社が求めているスキルや経験と自身の長所や強みとの共通点を見つけ出します。次に、その共通点を具体的なエピソードと結びつけ、自己PR文を作成しましょう。例えば、企業が「チームワーク」を重視しているとしたら、あなたが過去にアルバイトなどの活動で、どのようにチームで協力して成果を出したかを具体的なエピソードとして書くと良いでしょう。
このように、自己PRではあなたの経験やスキルを具体的に示すだけでなく、それが応募先の企業にどのように貢献できるかを明示するよう、志望先企業に合わせた内容にすると良いでしょう。
履歴書を提出する場合の注意点
履歴書を提出する際には、以下のようなパターンが考えられます。この章では、各状況における履歴書の扱い方や、適切な提出方法について理解を深めることができます。
- 郵送で提出する場合
- 面接当日に持参する場合
- メールで提出する場合
郵送で提出する場合
履歴書を郵送で提出する場合、用紙サイズの選択が重要となります。市販の履歴書用紙は、A4(A3二つ折り)とB5(B4二つ折り)の2種類が主流です。どちらのサイズを選んでも問題はありませんが、一般的にはA4サイズが推奨されます。しかし、企業から指定がある場合は、それに従うようにしましょう。
郵送する際には、履歴書を専用の封筒に入れ、表面に「履歴書在中」と記載し、裏面に自身の住所・氏名を記入すると良いでしょう。
面接当日に持参する場合
面接当日に履歴書を持参する場合、その取り扱いには注意が必要です。まず、履歴書が折れたりしわになったりしないように、必ずクリアファイルに挟んでから封筒に入れましょう。
次に、封筒の表に赤字で「履歴書在中」と記入しましょう。これは、履歴書が封筒の中にあることを明示するためです。また、封筒の裏には黒いボールペンかサインペンで自分の「住所・氏名」を記入しましょう。
最後に、封筒は封をせずにおきましょう。これは、採用担当者が履歴書をすぐに取り出して確認できるようにするためです。
メールで提出する場合
メールで履歴書を提出する際の最重要項目は「件名」です。具体的かつ簡潔に履歴書が添付されていることを明示しましょう。例えば、「山田太郎_履歴書」のように、名前+履歴書のような形式が一般的です。
また、メールで送信する場合には、電子履歴書という選択肢もあります。電子履歴書ら、手書きの履歴書と同様の情報を含むものの、パソコンで作成しPDF形式などで保存します。
まとめ
本記事では、「履歴書の書き方」を詳細に解説しました。履歴書の基本項目11個の書き方から、自己PRの作成の3つのステップ、さらには履歴書を提出する場合の注意点まで、幅広くカバーしました。各項目については具体的な書き方や注意点を明示し、読者が理解しやすいように具体例も交えて説明しました。また、履歴書と職務経歴書の違いについても触れ、それぞれの特性と適切な使い方を理解できるようにしました。最後に、電子履歴書の作成方法についても触れ、その利便性を伝えました。これらの情報を活用し、自身の経験やスキルを最大限にアピールする履歴書を作成しましょう。